サロベツ原野は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地」としてラムサール条約にも登録されていて、多くのバーダーやカメラマンが、お目当ての野鳥を求めてやってきます。この野鳥情報のコーナーでは、お客さんたちから集めた情報などを更新していきますが、シマアオジなど詳しくは、サロベツ湿原センターに問い合わせてくださいね。
4月になるとマガンの群れが渡りの中継地点としてサロベツにやってきます。ちょうど宿周辺の牧草地にいっぱいやってくるので、宿にいながら目の前をマガンの大群が飛ぶ様子を見ることが出来ます。
6月~7月にやってくるバーダーの多くは、シマアオジが目当て。でも昔は木道わきにいて、私の持っている400ミリ程度の望遠でも撮れたんですが、年々出現は遠くになってしまう傾向です。
どうかそっと見守ってやってほしい鳥です。
秋になるとヒシクイの大群が渡ってきます。春のマガンと違って秋は、下サロベツのほうに多くいます。
広大な土地で一斉に飛び立つ様子は圧倒されますよ。
夏の間、タンチョウも何つがいかやってきて子育てをします。道東の人慣れしたタンチョウと違って、まだ野性味があるかな。
利尻を背景に飛ぶ様子が見られるのも、サロベツのタンチョウならではですね。
最後にサロベツを代表する野鳥の写真です。