下サロベツからの夕焼け（5月17日）

普段お客さんがいれば、夕日ツアーに行ってからの夕食は遅くなりますので、どうしても見る場所は稚咲内の海岸、そしてそれなりに赤味がおさまればすぐに帰って来なければなりません。今は新型コロナの影響で夕日ツアーをやっていませんし、それどころかお客さんもいませんので、ずいぶん昔から撮ってみたかった下サロベツの川べりへ行きました。

川面をのんびりと泳いでいた鳥が、何羽かの鳥と飛び立っていきました。しばらく波紋が広がった後、静けさが戻りました。

本当は、もっともっと空に雲がいっぱいに広がって赤くなって、川面も赤くなるんじゃないかと思っておりましたが、赤くなるころには雲がけっこう少なくなってしまいました。でも一度、ここに来て見たかったので、まあまあ満足。

ふと気が付くと、外燈に灯りがともっていました。灯りがともっているのは初めて見たというか、まあそんな時間にこんなところにいるのも初めてなので。周りに人家もなく行きかう車もほとんどないのに、何を照らすんだろう。月が出ていて、ちょっとファンタジーの世界でした。