3連休最終日の10月14日は久しぶりにお客さんがゼロ、これは!気兼ねなく!!紫金山・アトラス彗星が撮れるチャンス!!!海岸に行って利尻とともに撮ってみようかとも思ったのですが、彗星の軌道を予想してみると、どうも宿の敷地からでも利尻とともに撮れるみたいな気がする。そこでいつも見ているおなじみの裏庭の風景とともに50ミリで撮ってみることにしました。
西の空の状態が気になって仕方ないところ、日没後の夕焼け雲が真っ赤に!(まあ本来は夕日のページに載せるところなので、改めて後日、夕日のページに載せますね)彗星を撮る気満々だった私は、真っ赤な雲はいらん!雲は一つもいら~ん!と思って眺めていました。
紫金山・アトラス彗星が見えてきているという情報を見て、そろそろこちらでも見えるのかと西の空を眺めると、肉眼では分かりません。写真を撮ってみると、おお!雲を通して彗星の尾が写っているではないですか。彗星の先っぽは雲が厚くて見えてないのね??雲よ、どっか行け~!
写真をどんどん撮っていると、雲を突き抜け彗星の先っぽが見えてきました。やった~!
お~!どんどん見えてくる。雲の中に見えなくなっていくのと違って、見えてくるのはテンションが上がります。利尻の上に明るく輝いているのはアルクトゥールスです。
客室から撮っていたので、窓枠が左上に写っていたのに気が付いて、方向を修正^^;
見慣れてくると肉眼でもぼんやりと分かるようになってきました。宿主は双眼鏡で見ていました。肉眼だとぼんやりだけど双眼鏡だとこの写真のようにちゃんと見えていました。
けっこう明るい月が、雲の影響で明るく照らしたり暗くなったりいろいろ状況が変わります。肉眼で見ると月の光が邪魔しそうですが、写真で風景とともに撮るのなら地上部をある程度照らしてくれて良いかも…。
これから昼間晴れても夜に雨とか曇り、とか言う日もあって、次はいつチャンスが訪れるか分かりませんが、また機会があれば、彗星撮影に挑戦してみたいです。