利尻に太陽が沈む位置
利尻に太陽が沈む位置

8月5日、夕方になって利尻が見えてきて久しぶりに夕日ツアーへ行きました。今は太陽が利尻に沈むので、日没時間より早く見えなくなります。宿を出発した時間は18時30分過ぎ、これからどんどん夕日ツアー出発の時間は早くなります。

薄明光線??!!
薄明光線??!!
5日は、18時45分ごろに太陽は利尻に隠れて見えなくなりました。それから待つこと15分、ようやく空の雲が変化してきます。ん??なんだか青い線がはっきりと、放射線状に広がっているのが見えます。光線と言うより光を吸収して見えなくする線??!!とても不思議な感じでした。

夕焼けを眺めるお客さん
夕焼けを眺めるお客さん
雲の色が変化しだしてから10分ほどが、夕焼けショーの最大の見せ場です。色がどんどん変化していきます。15分待って飽きたのか、これから!と言うときに「帰りたい」と言ったお客さんがいましたが…、ダメです!こんなめちゃくちゃ綺麗な夕焼けが見られるって時に、帰ることは私が許しません(^O^)

色と光線の、向きの変化
色と光線の、向きの変化
家に帰って調べてみたら、この青い不思議な線は、薄明光線と言って、遠くにある雲の影なんだそうです。もしかしてこの時、振り返って東の空を見れば、反薄明光線と言うのが見れたかもしれないんですって。でもそういうのを知らなかったので、後ろを振り返ってみませんでした。残念!

夕焼けショーの終わり
夕焼けショーの終わり
5日は久しぶりに最後まで夕焼けを見て帰りました。まだ空が赤い…と思うお客さんもいるかもしれませんが、急激に暗くなっていくので、安全のため、足元がまだちゃんと見えるときに車まで帰ります。

これからお盆過ぎるころまで太陽は利尻にかかって早めに見えなくなるので、空が赤くなるまでしばらく海岸で待つことになります。空に雲がなくて赤くならない日は、太陽が見えなくなればそれで帰ってきますが、今日は焼ける!と言う日は、海岸で待ちますよ!

夕日ツアーは自由参加です。参加される方は、長ズボンにちゃんとした靴、風を通さない長袖の服も着てくださいね。短パン、スカート、サンダルはお勧めしません。途中で帰るかも、と言う人は、宿の車に乗らず、ご自身の車やバイクでお越しください。