寒暖差が大きくなる秋は、夜や早朝に霧がよくかかります。この日はちょうど満月で、月の光に照らされてサロベツ湿原を覆った霧を照らしていました。宿が建っている丘からはその様子が青白く光って見えます。ベランダ前から撮りました。
人間の目にはもうこの残照は赤くは見えません。カメラだからこそ、残照と星々が撮れます。夕日ツアーでは、きれいな夕焼けが見られた時は色あせるまで見ますが、安全のため、足元が懐中電灯なしで見えるうちに帰ります。もしもこのような写真を撮りたい方は、「夕食抜き」で宿の予約をして、個人で出かけて撮ってくださいね!
若いお客さんが、天の川を生まれて初めて見ました!!ってものすごく喜んでいたので、久しぶりに天の川を撮ろうかなと思いました。海岸に大きな風力発電が建ってしまい、その光が星空を邪魔するんじゃないかと思っていたのですが、家の周りの木がしっかり防いでくれて思いのほか影響がなくて良かったです。
ちなみにこれは上記の前日、薄暮が終わって裏の農家さんの牛舎の明かりも消えていた時間に撮った写真です。裏の農家さんと言ってもかなり遠くなのですが、明かりの影響ってあるもんですねえ。