冬場の、悪天による欠航率はかなり高い稚内空港でありますから、今日、無事に息子が戻っていったのを見届けてホッとしました。東京に戻るとそこはもう春なのだから(雪が積もっていないと冬ではないのだそうです)この雪景色をしっかり目に焼き付けておいてねというと、もう十分見ました、とのこと。

もしも吹雪いて自炊食料の買い出しに行けなかったら、このおやつを食べてしのいでくれと、笑いながら娘がお土産のお菓子を持たすと、にっこり笑って、向こうではコンビニまで200メートルも離れていないけど…、といいながら、サロベツでは学校から帰ってきたとき、この私道で遭難しかけた話をしていました。

猛吹雪になって授業が途中で打ち切りになってスクールバスで帰ってきたんだけど、道道の看板のところから家へ至る私道が雪に埋もれて、腰近くまで雪があって、歩けなくて転がるように匍匐前進しながら帰って来たとか…。もしも旧館時代に学校へ通っていたら、今の8倍ぐらい除雪できない(!)距離があったんで、スクールバスに乗るまでカンジキが必要だったかもね。

息子は会社の敷地内にある寮にいて、まったく出歩いていないそうです。社会人1年生で環境も人間関係も一変したのに、新型コロナ感染拡大の影響で出歩けず、交流するのも良くないのは気の毒だと思うけれど、いつまでもこの状況は続かないと思うので、お互いこの状況を、何とか乗り切ろう~!