10月も半ばを過ぎると、宿は開店休業状態。でも宿主は朝8時ごろから暗くなる4時半頃まで物置小屋作りに没頭し、大忙しです。
屋根にトタンを張る仕事は一人だと大変なので、近所の知り合い3人に手伝ってもらってやる事にしました。 屋根に張るトタンは、知り合いの牧場主の、D型ハウスを建てる際に余ったもので、業者がそのまま置いていった物です。
そのままほったらかしにしてあったものを、もらう事にしました。 業者が余った材料をそのまま置いていくというのも普通の感覚では信じられないですが、買えば何万円かするものですから、 助かりました♪
宿主が適当な長さに切ったものを、屋根に張っていきました。作業自体は3時間足らずで終了です。 屋根が付いて、回りも壁を張るだけになると、ずいぶん小屋らしくなってきました。
屋根を張った日の夜は、手伝ってくれた人たち、奥さんや子供達も呼んで御礼方々宴会をしました。 普通は柱を立ち上げるときに上棟式をやって宴会をするのですが、その時期酪農家の人たちは忙しい時期だったので、結局小屋作りも進んで屋根を張るときに 上棟式代わりの宴会となったのでした。
こうして小屋らしくなってきた、と思っていた私ですが・・、屋根打ちをした翌日、たまたま稚内の知り合いが遊びに来て、 初めて小屋を見た人から「小屋を壊しているの?」と聞かれました。廃材ばかりで建てられている物置小屋、新築中にしてはあまりにも くたびれて見えるようです・・・。