オロロンライン(道道106号線)2018年6月11日
オロロンライン(道道106号線)2018年6月11日

初夏のサロベツ原野を代表するエゾカンゾウが咲きだすのはサロベツ西海岸が早めです。6月上旬にぽつぽつと咲きだしたものは、その年の気候によって、ゆっくり咲き広がったり、一気に咲き誇ったり。

エゾカンゾウ咲くオロロンラインを行くバイク2016年6月22日
エゾカンゾウ咲くオロロンラインを行くバイク(2016年6月22日)

コバイケイソウやエゾカンゾウ咲くサロベツ湿原(2019年6月15日)
コバイケイソウやエゾカンゾウ咲くサロベツ湿原(2019年6月15日)
海岸よりも一呼吸遅れて内陸のサロベツ湿原でもエゾカンゾウが咲きだします。コバイケイソウは、咲く年と咲かない年が交互にやってきますが、数年に一度、当たり年と呼ばれるほど一面に咲くときもあります。

コバイケイソウ、カキツバタ、ワタスゲが咲くサロベツ湿原(2013年6月25日)
コバイケイソウ、カキツバタ、ワタスゲが咲くサロベツ湿原(2013年6月25日)

一面に咲くエゾカンゾウと利尻富士(2019年6月24日)
一面に咲くエゾカンゾウと利尻富士(2019年6月24日)
近年、6月に霜が降りて全滅してしまう年も多いエゾカンゾウ、でも霜に当たらず咲いた年は、息をのむほどに一面咲きます。

大きくて華やかな花の影に隠れて、草むらに咲く小さな花もけっこうあります。足元も眺めながら遊歩道を歩くと良いです。

ミツバオウレン
ミツバオウレン
サワラン
サワラン
トキソウ
トキソウ
コツマトリソウ
コツマトリソウ

オロロンラインに咲くハマナス(2016年6月22日)
オロロンラインに咲くハマナス(2016年6月22日)

サロベツ原野の雲と利尻(2015年7月6日)
サロベツ原野の雲と利尻(2015年7月6日)

タチギボウシと利尻(2013年8月3日)
タチギボウシと利尻(2013年8月3日)
エゾカンゾウが咲き終わり、タチギボウシが咲きだすと、サロベツ原野も夏真っ盛りというイメージです。エゾカンゾウが咲いていないとがっかりする観光客が多いですが、タチギボウシなど地味な色ながらも、結構いろんな花が咲いているんですよ。

サワギキョウと利尻(2018年8月5日)
サワギキョウと利尻(2018年8月5日)
サワギキョウが咲くころ、イネ科の植物の穂が伸びてきて混在し、夏も終わりに向かってそろそろ秋が忍び寄ってきていることを感じます。