先日のこと。女性二人組のお客さんがやって来て、たまたま私が受付をやりました。宿泊名簿やラブ割り類の書類を代表者に渡して記入をお願いしたら、その人は黙ってじっと私の顔を見ています。何となくその人の視線を避けようと、横のほうへ移動したら、その人も顔をこちらに移動させて、ずっと私を見続けています。
何か言いたげな強い意志を持って私を見ているので、何か気に障るようなことをしたんだろうか?ヤバイ人??!!と不安になり、耐えかねて「あ、あの、な、何か…??」と私が言うと、「ばんちゃん?」と私の旧姓のあだ名を言ったので、びっくりして「Iさん??!!」と叫びました。そうなんです、私が結婚する前に働いていた会社の同期だったんですよ。
もう年賀状だけの付き合いになっていて、それこそ35年ぐらい会っていなかったので、Iさんも私の顔を見ながらもマスクをしているので自信が持てなくて、ずっと見ていたらしい(^O^)予約も私が実家に帰っている間に宿主がとっているし、何も言わなかったらしいので、私は分かりませんでしたが、「ばんちゃん?」と声をかけてくれたとたん、すぐに分かりました。すぐに分かって良かった!
それこそ昔を懐かしむ話から、女性は62歳から企業年金をもらえるが、それには申請が必要らしいとか、孫の話から、いろいろ話をしました。Iさんも会社を辞めたあと故郷に戻っているのでなかなか会う機会もなかったけれど、こういう宿業をしていると、尋ねてきてくれるんですね。久しぶりに来てくれたヘルパーOBのT君とか、偶然にもその日は懐かしい人がやって来る日でした。