暇はあってもお金がない貧宿(ヒンシュク)あしたの城です。土も全部良い土を入れていれば、すぐにでも芝生の種をまけるのですが、 粘土質の土を入れて、土の様な完熟堆肥や表土を混ぜて芝生の種をまく予定なので、土を入れてからの作業が大変なのです。
まずは芝生を剥いだ部分に入れた粘土質の土に、堆肥と表土を入れて整え、芝生を戻していきます。一番にやらないと、 剥いだ芝生が枯れてしまいますからね。裏のかぼちゃ畑(今年はいろいろあったので、かぼちゃを作っていませんが)の土を持っていってよいと、地主さんが言ってくれたので、 一輪車に土を入れて、運びました。
堆肥は、もうまったく臭わない、土のような完熟堆肥をトラック一台分運んでもらっています。それを適度に混ぜて、でこぼこにならないよう 土をならします。
剥いだ芝生を、タイルを敷き詰めていくように、入れていきました。芝生はだいぶ弱ってきていて、茶色くなってきています。 うまく根付いてくれるかな?
それから2週間。芝生は無事根付いたようで、生き生きとした、緑色になってきました。継ぎ目にある黒い土の部分も目立つけど、 来年の今頃は、その継ぎ目の部分だって目立たなくなるでしょう。続く
追記この「06剥いだ芝生をきれいに戻す」にまつわるお話は、2009年の9月に旧HPでUPしたもので、今回は写真を大きくしてリニューアルしています。北海道らしいサロベツの風景の中で、宿泊者の皆さんに楽しんで過ごしてもらえるよう、少しずつ宿の庭を改造していった模様を、お伝えします。