剥いでいた芝生を敷く
重機による作業が終わって次の日、さっそく剥いでいた芝生を玄関前のところに敷いていきました。剥いでから4日ぐらいたっていて、ちょっと芝生の色が悪くなってきていました。芝生は強いので大丈夫だとは思うのですが、少し心配…。
帯花壇の位置を芝生で決める帯状の花壇の位置も、剥いだ芝生を敷いて決めていきました。芝生で囲んだ中には芝生の種をまかないようにしていきます。
地面をならす剥いでいた芝生をできるだけ敷き詰めた後は、また土をきれいに均していきました。
2種類の芝生の種を混ぜる芝生の種は、ケンタッキーブルーグラスとペレニアルライグラスを混ぜてまきました。本当は地下茎で増えるケンタッキーブルーグラスの割合を多く、早く成長するけど株状のペレニアルライグラスの割合は少しにしたほうが、後々の手入れは楽になるのです。
芝生の種を器機でまくところがペレニアルライグラスのほうがかなり値段が安かったので、私の反対にもかかわらず(!)宿主は、割合を逆にしてしまいました。このことが、今日に至るまで宿主を後悔させることになるのですが…、この時の宿主は経費のことで頭がいっぱい、美しさに差が出るなんて理解していないようでした。
ベニヤ板で圧着?!種まき機で種をまいた後、ベニヤ板で種を圧着させていきました。やっぱり土に密着させたほうがよく発芽するそうで、歩いた跡、足跡上に芝が良く発芽するなんてこともあるそうですよ。
芝生の芽が出るまで待つ!本州の和芝は張り芝でないとダメみたいですが、こちらは雪に強い西洋芝、種まきから発芽させて育てることが出来ます。大きな種まき機械が入らない建物周りは手でまきましたが…、次は広大な面積を持つ裏庭に芝生の種まきです。この話続く。
追記この「12前庭に芝生の種をまく」にまつわるお話は、2015年の旧HPブログでUPしたものを再編成し、お届けしています。北海道らしいサロベツの風景の中で、宿泊者の皆さんに楽しんで過ごしてもらえるよう、少しずつ宿の庭を改造していった模様を、お伝えします。