2001年5月裏庭で遊ぶ子供たち
2001年5月裏庭で遊ぶ子供たち

かつて裏庭は地主さんがかぼちゃ畑にしていて、自分たちが芝生にして管理している部分は家の周りだけでした。かぼちゃ畑越しに利尻や放牧されている牛が見えて、とてものどかな風景でした。

雑草が茂った裏庭
2012年6月、雑草が茂った裏庭
しかし地主さんが農家をやめ、かぼちゃを作らなくなって数年たつと、雑草が生い茂るようになりました。この写真は、2012年の6月です。

年に一度、雑草を刈る
年に一度、雑草を刈る
そのまま放置しておくと、ベンチに座って利尻が見えないほど茂ってしまうので、1年に一度、宿主がブラシカッターで雑草を刈っていました。

雑草の面積は半端ない!
客室から見た裏庭の様子
だけれどもその面積が半端ないんです。それを毎年一回のことだけど、刈るのも大変なので、どうにかして、機械力がなくても我々だけで景観を保てるよう、裏庭を整地しようということになりました。

除草剤をまく
除草剤をまく
でも整地するといっても、あっという間に簡単にできることではないんです…。ということで、2014年に裏庭整地の準備開始です。まずは除草剤をまいて雑草を枯らします。5月下旬、気温が上がってきて除草剤の効果が出やすい時期に、除草剤が入ったタンクを担いで、人力でまきました。

10日ばかりたったころ
10日ばかりたったころ
10日ばかりたって、除草剤の効き目が出て、牧草や雑草が弱って枯れたり育たなかったりしてきました。

トラクターで雑草をすきこむ
トラクターで雑草をすきこむ
7月に入って、近所の方にトラクターで地面をならしてもらいました。雑草を土に鋤き込んでいきます。これでしばらく置いておきます。

8月の様子
8月の様子
もちろん、雑草はまた生えてきます。でも、今までのように背の高い雑草ではないです。雑草が若干生えている程度なら、土ぼこりにならなくてかえってよいのかも。

二度目の耕し
二度目の耕し
9月になって、もう一度トラクターで雑草を鋤き込んでもらいました。これで来年まで置いておきます。こうすることによって、本格的に土をならして芝生の種をまいたときに、雑草に悩まされなくて良いのですって。この話続く。

追記この「09裏庭の整地へ向けて準備編」にまつわるお話は、2014年の旧HPブログでUPしたものを再編成し、お届けしています。北海道らしいサロベツの風景の中で、宿泊者の皆さんに楽しんで過ごしてもらえるよう、少しずつ宿の庭を改造していった模様を、お伝えします。