全国的に暑くて北海道ですら暑いとか言っているけど、サロベツは霧が出て気温は18度どまり、どちらかと言えば肌寒ささえ感じる一日でした。そんな天気でも、チューリップは咲き終わって宿根草がぐぐんと伸び、林は葉が茂ってエゾリスが来ていてもすぐに葉の陰に隠れて分からなくなり、涼しいなりにサロベツの季節は進んでいます。
お客さんはほぼいない状態なので、この機会にいろいろ林の手入れをしています。クルマバソウが、この場所に生えているほうが良い感じがするので、別の場所から移植してきて来年、もっと広範囲にこんもりするようにしたり。
東の林の中にいっぱい咲いているツルハナシノブの株分けをしてみたり。試しに、芝生部分に蔓をのばしてきている株を取って、ポットに植えてみたのです。花が終わってから、花の色が白か薄紫か分かるうちに、もっと本格的に株分け、もしくは差し芽をしてみようと思います。
そして大量に増やした株を、私道脇の林の中に植えてみる予定です。初めての試みなので成功するかどうかわからないけど、ツルハナシノブは簡単に差し芽で増えるというのでやってみます。来年か再来年ぐらい、非常にいい感じに林の中が輝くようになるんじゃないかな~。
そして毎年、私道わきの林の中がツルハナシノブで白く輝く様子を見て、「これはコロナで大変だった時にやったんだな~」なんて思いだして、にっこり笑う予定です^^