暑いので帰りたくな~いと言いながら、短い休みを満喫し、息子は東京へ帰って行きました。冬は吹雪いて飛行機が欠航になったら大変なので、正月休みは無理して帰ってこなくていいと言ってありますから、ここ数年は年末年始に帰ってこなかったのですが、今度は少し休みが長そうなので、帰ってこようかなと言っていました。

東京には、ほんとの冬が来ないと言います。寒くなってもうじき冬が来るのかな~と思っていると、冬が来ないまま春になってしまうのだそうです。どんよりした鉛色の空、日中でも氷点下で、上からも横からも下からも雪が吹き荒れるサロベツの冬。ほんとの冬が懐かしくなったんだとか。

ああ、あどけない話だ、と有名な詩を思い出しながら、じゃあ今度の年末年始は久しぶりにちゃんと正月料理を作って待ってようかなあと思いました。