つかの間の青空
つかの間の青空

空の一部に青空が出て、おお、日差しだ日差しだ!って写真を撮ったんだけど、すぐに空は雲に覆われて、吹雪いたりやんだりの繰り返しでした。雪がやんでいるときに宿主が除雪を始めたら、すぐに雪が吹き荒れて大変そうでした。そんな日々が続いています。

私は来年の営業のためにHPの手直しをしています。ドミトリー、昔からの言い方では男女別相部屋制は、正式に終了しました。ドミトリーに対して個室、という表現をとっていたけど、それだと一人一部屋、と勘違いする人も出てくるので、そう言う表現はHPで使わないようにしました。

宿主は昨年あたりから「男女別相部屋制」は終わりにして、「個室」のみの営業にしようと言っていたのですが、私が、コロナ禍が終わったら「男女別相部屋制」を復活させてもいいのでは…、と言う気持ちがあって、今までHPには「今年は」男女別相部屋制で予約を取らない、復活させるときが来たらお知らせする、と言うような表現にして、「男女別相部屋」の表現も宿泊費も残していました。

しかし今年の6月と7月に2回、それぞれ1週間ばかり宿主が体調不良でダウン。エゾカンゾウが咲くお客さんの最盛期に私が一人だけで全ての仕事をやる羽目になって、はっきりと認識しました。「個室」のみにして宿泊人数を抑えていたので何とかなったけれど、「男女別相部屋制」で以前と同じように宿泊人数を増やして取っていたら、とてもじゃないけど食事付きでやって行けなかったことを。過労で自分も倒れていただろうなということを。

そして自分たちの年齢を考えると、体力は衰えるばかりだし、いつまで健康でいられるか分かりません。私が体調不良になって宿主が一人で全部やらないといけなくなるかもしれない。そんなことを考えると、もう今までと同じようにはやれないんだなあと、はっきり自覚しました。

男女別の相部屋制復活を待っていてくれていた人も多いだろうし、残念ですって言われるんだろうけど、自分たちに何かあっても、できるだけお客さんに迷惑をかけないようやっていける範囲で、やっていこうと思います。

来年は、部屋の取り方以外に食事の受け方も変わります。これも今年、一人で仕事をした時に強く強く考えさせられた出来事があったから。この話はまた明日にでも。