夜も20℃ぐらいの気温になってくると現れるのはブヨとかアブです。お盆過ぎて夜の気温が下がると、あっという間にいなくなるので、虫に悩ませられるのはひと月ぐらいのものなのですが、その間に来るお客さんは、虫対策をしていただければと思います。
まず服装!短パン、ノースリーブ、サンダルと、肌を露出して「私を刺して!」と言わんばかりの服装は良くないです。
車で来るお客さんは、駐車場で車を停めて、車から降りてドアを開けながら、荷物を整理し、持ってくる方が多いですが、それも良くないです。虫は車のエンジンの熱に寄ってきます。車の外に出て荷物を整理するのは、やはりエンジンの熱に集まってきた虫たちに「私を刺して!」ってアピールしているようなものです。
なのでその解決策としては、車の中で荷物を整理して、ドアを開けるとすぐに荷物をもって宿に入る、ドアを開けると素早く行動するのが良いです。虫が去るまで待とうと思うと、2~3時間は車から出られないと思いますよ。
湿原、林、牧場地帯と、大自然のど真ん中にある宿なので、どうしたって虫はいます。都会とは違うし、虫を絶滅させるには農薬を大量にばらまかないといけないでしょうし、それもまた問題。そんなことをやるつもりはないので、やはり何とか工夫してやり過ごすしかないかなあと思います。
今日、虫を怖がるかと思った若いお嬢さん2人が、まったく臆せず堂々と車から降りて、虫に慣れたもんだったので、「あやつら、ただもんじゃないな。山やってる人たちかな」と思っていたら、某とほ宿の娘さんでした。ちなみにうちの娘も、全く虫に動じないです^^;