忙しくてブログをさぼっていた期間の出来事です。今年はキャッシュレスでの対応をやめて現金のみの支払いになったのですが、二人合わせても現金が1万円もなかった若いお客さんがいました。到着時間はすでに18時ごろ、町に行けばコンビニとかあっておろせますかね?と言うのですが、豊富町のコンビニにATMはないんです!

「帰ってからお金を送ります」と言うのは申し訳ないけど今までも、他の宿でもトラブルがあるので、翌日、郵便局のATMが使えるようになったらおろしてもらって、支払ってもらうように話は決まりました。「お金をおろしに行くとき、人質の荷物はちゃんと置いていってもらう。荷物でなくても、彼女でもいいぞ!」と宿主が言って、わ~っと大笑いです。「いつもニコニコ現金払い!」の掛け声とともに売っている宿のビールも、ちゃんとツケで飲むことが出来ました。

翌日、出かけるときにお客さんが「人質は荷物にします」と言ってまたまた大笑い。彼女とサロベツを観光してお金をおろし、戻って来て無事に支払いを済ませてもらいました。

今年から宿泊費は現金のみの対応にしています。宿主が、キャッシュレス用の端末操作をなかなか覚えられなくて、取り扱いをやめたいと言われ、そうしました。なのでキャッシュレス用の端末もすべて返却してしまっているので、現金のみにしか対応できません。宿の営業は、少しずつシンプルに小規模にしていこうと思っています。ご不便をおかけしますがよろしくお願いします。