毎日のようにやって来て落ちているクルミを拾い集めるエゾリス、林からサクサクサクサク、カリカリカリカリ、とクルミを食べている音がするのですが、まだ木の葉が茂っているので姿がなかなか見つけられません。でもだいたいお気に入りの幹や枝ってあるんですよね。
なので今朝、カメラをもってそ~っと林のそばに近寄ってみました。すると、いたいた、やっぱりそこにいたのね。
いつもやって来る黒っぽくて小さめのエゾリスとはまた別の個体です。冬の毛に半分かわってきていていました。
一生懸命見上げていたら、足元で動くものが。見るとすぐ近くに、毎日姿を見せる小さめの黒っぽいエゾリスがいました。こんなすぐそばにいるのは初めてです。おまけに逃げない!
小さなエゾリスは駐車場横に落ちているクルミを拾っていました。しかし木の上が気になる様子。
木の上では、ご機嫌で大きなエゾリスがクルミを食べています。
すると小さなエゾリスが飛び跳ねて消えたのでどこかへ行ったと思ったら、大きなエゾリスがいた木に登って行きました。
そして大きなエゾリスと攻防戦の末、大きなエゾリスを追い出してしまいました。
大きなエゾリスはクルミをくわえたまま、まだその幹に未練があるようで、周りをちょろちょろしています。
でも小さなエゾリスは、この場所は渡さん!とばかりに踏ん張っていました。
ついこの間まで暑いとか言って半そでを着ていたような気がするのに、今朝の最低気温は3℃でした。急に季節が進んで、エゾリスも、冬毛にならないといけないし、クルミも蓄えないといけないし、縄張り争いもしないといけないし、いろいろ忙しいんだろうな。