5時過ぎ、宿から
6日は、宿主と二人で宿泊税導入についての説明会に稚内まで行ったので、早めに宿はお休みとしていました。というわけでお客さんがいない今朝は、別に早起きをしなくてもよかったのですが、いつものように早くに目が覚めて外を見ると、月が神秘的!!でも月はその後、雲の中へ消えてしまいました。
夜明け次第に空は明るくなっていき、東の空は快晴で無風、原野方面を見ると霧でおおわれています。この機会に、かねてから行ってみたかった、霧にすっぽり覆われた牧草地の真っただ中へ行ってみることにしました。高台にあるあしたの城の庭より、牧草地のほうが、白い虹を見られそうな気がしたからです。
宿の目の前にある農道で車を止めて、あたりをプラプラしました。霧の中から太陽が出てくると、太陽がめちゃくちゃでかく感じます
ロッケン現象確かここら辺から利尻が見えていたはず…、と濃い霧に包まれた農道を歩いていたら、霧の中で虹色に光っているような。どうやら私の影の周りに現れたブロッケン現象みたいです。
長く伸びる影霧が晴れてしまって、白い霧は見えなかった…。いや、白い虹って青空の中でも見えている写真があるけど、これからここで見えるのかしらん??そう思いながら、わざと大きく足を開いて、長く伸びる自分の影をいろいろ撮って遊んでいました。
渡り鳥の群れまだまだ霧が漂っている場所があるので、移動してみることにしました。すぐそばにヒシクイの群れがいたりして、飛んでいきました。
ブロッケン現象結局、白い虹は見えませんでした。なんかもっと条件とか見る方向とか時間とかあるのかなあ。
それでもブロッケン現象を久しぶりに見たし(学生のころ山に登っていたので、北アルプスや南アルプスでよく見ました)偶然、利尻が初冠雪だったようでそれも撮れたし、出かけてみて面白かった。
あしたの城と霧あしたの城の建物も見えます。いつもはあそこから、こちらを眺めているんですねえ。