6月21日のブログで「宿の開業時から現役で使っていたのは、このガス炊飯器と、大きな中華鍋と宿主のコーヒーカップです。」と書いていたんだけど、ついに宿主のコーヒーカップが割れてしまいました。落として割ったのは宿主、正直、私が割らなくて良かったと見た瞬間に思いましたよ。それほど長年愛用していた宿主のコーヒーカップでした。
そのコーヒーカップは、宿主が仲間と宿を建てているとき、大阪に住んでいた時代に知り合いだった人が陣中見舞いで遊びに来て、お土産にくれたものでした。宿主はこの宿が開業する前から使っていたので、もう46年にもなっていました。朝の仕事が終わった後にコーヒーをたてて飲むのですけど、その時に必ずこのコーヒーカップで毎日飲んでいたんです。
大きく割れたのならまだ接いで使えるかなと思ったのですけど、粉々になってしまった部分も多いので、もう無理かな。なんだかとっても寂しいなと思うのですけど、形あるものはいつかは壊れるのですし、46年も毎日使ってもらって、このコーヒーカップも本望(?!)じゃないでしょうか。
あと創業時から残っているのは、大きな中華鍋だけになってしまいました。これはちょっとやそっとでは壊れそうもないし、まだまだ現役で頑張ってくれそうです。
長い年月やってればカップが割れます。経年劣化ですよ、しかしオーナー、ママさん、いつも御元気で、うらやましい限りです。
46年も毎日使い続けていたので、コーヒーカップは天寿を全うしたんじゃないかという気がします。
飾りじゃなく毎日使っていたのでそれがまた良かった。
私たちも経年劣化してガタガタですが、補修しながらなんとかやっていこうと思っておりますよ^^